ドバイにある世界一の数々をご紹介。息つく暇もないほど毎年出現する、世界一記録の数々。ドバイ観光を味わう、見逃せないスポット達です。(2013年)
高さ世界一の建造物
ちなみにブルジュは「タワー」の意味。つまり元々はドバイタワーという意味になる予定だった、字のごとくドバイで突出する高さの驚異的なタワーである。
高さ世界一のホテル(当時)
ドバイのシンボルでもあるブルジュ・アル・アラブは、アラブ・タワーとも呼ばれ、開業中のホテル単独の建物としては世界一の高さ(321メートル)を誇り、ギネスブックにも登録されている。エッフェル塔よりも高く、東京タワーより10メートル短い程度である。にも関わらず階数がわずか「27階」しか無いのは、全ての部屋がメゾネット式(2階構造)となっているためである。それにしても、一階がどれだけ高いんだ、という話です。
ちなみにホテルの高さ世界一の座は奪還競争が激しく、ブルジュ・アル・アラブが世界一だったのは過去の話である。その後はローズタワー(ドバイ、333m)→エミレーツ・パーク・タワーズ・ホテル・アンド・スパ(ドバイ、395m)→アブラージュ・アル・ベイト・タワーズ(サウジアラビア・601m)と激しく座が変っているが、ドバイが国内で世界競争をしている感じさえもする。
世界最大のショッピングモール
世界最大の人工島
世界最大の噴水
世界最大の屋内スキー場
広さは東京ドームの約半分で、温度も常にマイナスになるように設定されている。ゲレンデの高低差は最大で約80メートル(25階建てビルに相当)もあり、5つのゲレンデ、最長400メートルもあります。傾斜はゆるいが、中級者でも十分満足できるコースである。また3,000平方メートルもの広さのスノーパークがあり、ジャンプ台やレールも用意されており、上級者でも楽しめるようになっている。
念のため言っておきますと、ドバイは夏は50度を越えることもある砂漠気候ど真ん中の国です。外気温との温度差50度以上という、恐ろしいほどの冷却をしている巨大な冷凍庫とも言えそうです。
世界一広い国際空港
世界最長の無人運転鉄道
日系企業連合とトルコの企業が建築した「ドバイメトロ」と呼ばれる鉄道は、ラシディヤ(ドバイ国際空港のあたり)からジュベルアリ(ドバイの最も西南あたり)間の52.1kmを走る、世界最長の自動無人運転の鉄道システムである。(それまでの世界一はカナダのバンクーバー・スカイトレイン) 各駅は空港やショッピングモールなど主要観光スポットと近接している。2009年に開通したのはレッドラインと呼ばれる線で、今後は新しい路線がもっと増える予定。
ドバイメトロの計画中路線図 |
車両にはグレードがあり、VIP車は革シートでゴージャスな内装、普通車は水と空をテーマにしたブルーとグリーンの内装、女性&子供優先車はベビーカーなどの持込用スペースが確保されている。全車両に予約制の車椅子利用者、高齢者、病人や妊婦用の優先席が設置されている。
ドバイメトロホームページ
世界最大の観覧車
2013年2月、高さ210メートルの世界最大の観覧車「ドバイアイ」を含んだ、総額60億ディルハム(約1530億円)の観光開発事業を承認した。ジュメイラ沖合に建設される複合施設「ブルーウォーターズ」には、住宅や商業、娯楽、五つ星ホテルなどが並ぶ予定。目玉のドバイアイは総工費10億ディルハム(約255億円)で、米ニューヨークで計画されている高さ約190メートルの観覧車を更に上回る予定だ。ちなみに、日本のみなとみらい21にあるコスモクロックは、時計付き観覧車としては世界一の高さだが、高さは112mで、ドバイアイはこの更に二倍の高さになる、という事である。
世界最大の映像装置
2010年1月にオープンしたドバイのメイダン競馬場に、発光ダイオードを使った世界最大の映像装置オーロラビジョンが設置された。建設したのは、双日と、オーロラビジョンの技術を持つ三菱電機。
画面の大きさは、縦幅10メートル、横幅なんと100メートル以上もあり、それまで世界一だったアメリカ・ナショナル・フットボールリーグのダラス・カウボーイズにあるオーロラビジョンを更に10%ほど上回っている。
世界一長い救急車
世界最大の発電&淡水化装置
ドバイは川が無く、雨も殆ど降らないのでダムも作れない。そのため、莫大な量の海水を淡水に変えて生活水とする必要がある。
近年、急激に増加する電力と水の需要にこたえるため、世界最大規模の発電プラント&淡水化プラントを建築している。完成は2010年6月の見込みで、これにより2000メガワット/日の発電力に加え、約5億リットル/日(東京ドーム4個分)の海水を淡水に変える能力を得ることになる。この巨大なプラント建設には、淡水化施設で約550億円、発電プラントに1700億円ほどの費用がかかる見込みである。建設場所は、2016年にオープンを目指している、これまた世界一大きくなる予定の広大なジュベル・アリ空港に隣接している。
世界で一番大きいテーマパーク
現在建築中のドバイランドは、世界で最も大きいテーマパークとなる予定。現時点で世界で最も広いのはアメリカのディズニーワールドだが、ドバイランドはその2倍に相当する広大な敷地を利用する。
大きく7つのテーマ、45の巨大プロジェクト、そして200のサブプロジェクトからなる。
ユニバーサル、ドリームワークス、ワーナーブラザーズ、マーベルなど映画でもおなじみアメリカン・アミューズメント大手が軒並み揃う。ほかにも世界最大の観覧車、世界最大のホテル、世界最大のモール、タイガーウッズがデザインするゴルフ場、マンチェスターユナイテッドのサッカースクール、6万人以上収容のスタジアムなどがあり、ホテルも50以上が併設される。ここまで行くと、テーマパークと言うより「都市を一つ作る」と言うほうが正しいかもしれない。将来的には一日4万人、年間1500万人の入場者を目指す。プロジェクトの一部は既に開始されている。全て完成するのは2015~2018年といわれている。