ドバイ情報の最近のブログ記事

こだわりと贅を尽くして創り上げた世界に名だたる豪華ホテルが立ち並ぶドバイ。ホテル滞在そのものがドバイ観光のメインイベントにもなります。それぞれのホテルの個性が一目でわかるよう、その魅力と特徴をまとめました。
実際の宿泊料金を確認するには、有名なオンライン旅行サイトエクスペディアからご覧いただくか、各ホテル情報にあるリンク先をクリックして下さい。

バージュ・アル・アラブBurj Al Arab

BurjAlArab.jpg
  • ドバイの象徴
  • 海上に浮かぶ312mのタワー
  • 世界最高級クラス7つ星ホテル
  • 全室2階建てメゾネットタイプ
     

バージュ・アル・アラブの詳細と写真をもっと見る
 

ワン&オンリー ロイヤルミラージュOne&Only Royal Mirage

    OneOnlyRoyalMirage.jpg
  • アラビア宮殿を模した外観
  • 広大な敷地に3つの建物
  • アラビア湾を一望
  • パームビーチ沿いリゾート

 → ワン&オンリー ロイヤルミラージュの詳細と写真をもっと見る

ジュメイラビーチホテル(Jumeirah Beach Hotel

        JumeirahBeachHotel.jpg
  • 波をかたどった美しい建物
  • ワイルド・ワディ宿泊客入場無料
  • 専用プライベートビーチ



  • オフィシャルサイト
  • 参考価格:¥ 42,785 - ¥ 140,520
  • 位置:
      mJumeirahBeachHotel.jpg エミレーツモール車10分/ドバイ空港20キロ

 

 


 

アトランティス・ザ・パーム(Atrantis The Palm

      AtlantisThePalm.jpg
  • 人工島パーム・アイランド先端
  • ドバイ最大規模ホテル
  • 800mのプライベートビーチ
  • 人気のドルフィンスイム
  • 全室アラビア様式
  • 充実のアミューズメント

  • オフィシャルサイト
  • 参考価格:¥ 35,654 - ¥ 121,225
  • 位置:
      mAtlantisThePalm.jpg パームアイランド先端プライベートビーチ沿い/ドバイモール車20分

 

 

 

マディナジュメイラ・ミナ・アッサラム(Madinat Jumeirah-Mina A'Salam

      MadinaJumeirah.jpg
  • 旧市街を再現した「マディナ・ジュメイラ」複合リゾート内
  • 移動はアブラ(渡し舟)
  • 古代アラブ豪邸を再現
  • 全室バルコニー付オーシャンビュー


  • オフィシャルサイト
  • 参考価格:¥ 43,519 - ¥ 145,134
  • 位置:
      mMadinaJumeirah.jpg アラブ湾沿い/ジュメイラ地区の中心地



 

 

ジュメイラ・エミレーツタワーズ(Jumeirah Emirates Towers

      JumeirahEmiratesTowers.jpg
  • ドバイの目抜き通り「シェイクザイードロード」沿い
  • 数々の国際イベントのメッカ
  • 高級ショッピング街ブルバード

  • オフィシャルサイト
  • 参考価格:¥ 29,762 - ¥ 94,194
  • 位置:
      mJumeirahEmiratesTowers.jpg ビジネス中心街シェイクザイード沿い/ドバイ空港車20分

 

 

 

ラッフルズ・ドバイ(Raffles Dubai

      Ruffles.jpg
  • エジプトの大ピラミッドを模した外観
  • 最高級モール・ワフィに近い立地
  • 客室すべてにプライベートバルコニー付

 

 

 

アルマーニホテル at Burj Khalifa(Armani Hotel Dubai )

      Armani.jpg
  • 世界一高い「ブルジュ・ハリファ」
  • ジョルジオ・アルマーニ演出
  • ドバイモール徒歩5分

  • オフィシャルサイト
  • 参考価格:¥ 66,904 - ¥ 126,678
  • 位置:
      mArmani.jpg ビジネス中心街/ブルジュ・カリファ/ドバイモール駅すぐ

 


 

 JWマリオット・マーキス・ドバイ(JW Marriott Marquis Hotel Dubai) 

      JW_Marriott.jpg
  • 世界一高いホテルビルディング
  • ハイテク装備のコンベンションセンター
  • ドバイオフィス街の中心地

 

  • オフィシャルサイト
  • 参考価格:¥ 24,958 - ¥ 76,762
  • 位置:
      mJW_Marriott.jpg ビジネス中心街/ビジネスベイメトロ駅




     


ザ・パレス・ジ・オールドタウン

The Palace - The Old Town
http://www.theaddress.com/en/hotel/the-palace-old-town
Emaar Boulevard, The Old Town Island, Downtown Burj Dubai
P.O. Box 9770, Dubai, UAE 地図
TEL: +971 4 4287888
FAX: +971 4 4287999
E: reservations@thepalace-dubai.com

ジュメイラ・バブ・アル・シャムズ

Jumeirah Bab Al Shams
http://www.jumeirah.com/en/Hotels-and-Resorts/Destinations/Dubai/Jumeirah-Bab-Al-Shams/
PO Box 8168, Dubai, UAE 地図
TEL: +971-4-8096100
FAX: +971-4-8326698
EMAIL: JBASinfo@jumeirah.com

フェアモント・ドバイ

Fairmont Dubai
http://www.fairmont.com/dubai
P.O. Box 97555, Sheikh Zayed Road, Dubai,UAE 地図
TEL: +971-4-332-5555
FAX: +971-4-332-4555
E-MAIL: dubai@fairmont.com

リッツカールトン・ドバイ

The Ritz Carlton Dubai
http://www.ritzcarlton.com/ja/Properties/Dubai/Default.htm
P.O. Box 26525 Dubai UAE 地図
TEL: +971-4-3994000
FAX: +971-4-3994001

 


より大きな地図で ドバイ旅行マップ by ドバイ旅行館 を表示

 

ヒルトンジュメイラ

Hilton Dubai Jumeirah Resort
http://www1.hilton.com/en_US/hi/hotel/DXBJBHI-Hilton-Dubai-Jumeirah-Resort/index.do
 P. O. Box. 2431, Dubai, U.A.E 地図
TEL: 971-4-399-1111
FAX: 971-4-399-1112
EMAIL: reservations.dubai@hilton.com

シェラトン・ジュメイラビーチリゾート&タワーズ

Sheraton Jumeirah Beach Resort & Towers
http://www.starwoodhotels.com/sheraton/search/hotel_detail.html?propertyID=1326

P.O. Box 53567  Al Sufouh Road Dubai 地図
TEL: +971-4-399-5533
FAX: +971-4-399-5577
EMAIL: jumeirah.sheraton@sheraton.com

シェラトンドバイクリークホテル&タワーズ

Sheraton Dubai Creek Hotel & Towers
http://www.starwoodhotels.com/sheraton/property/overview/index.html?language=ja_JP&propertyID=408

Baniyas Street/Creek Road,P.O. Box 4250 地図
TEL: +971-4-228-1111
FAX: +971-4-221-3468
EMAIL: reservationsdubaiuae@sheraton.com

シェラトン・デイラホテル,ドバイ

SHERATON DEIRA HOTEL DUBAI
http://www.starwoodhotels.com/sheraton/property/overview/index.html?language=ja_JP&propertyID=724
Al Mateena StreetP.O. Box 5772 地図
TEL: +971-4-268-8888
FAX: +971-4-268-8876
EMAIL: sheratondeira@sheraton.com

インターコンチネンタル

Hotel Intercontinenal Dubai
http://www.ichotelsgroup.com/intercontinental/en/gb/locations/dubai-festivalcity
FESTIVAL CITY . DUBAI, 45777 . UAE 地図
TEL: +971-4-701-1111
FAX: +971-4-232-9098

カールトンタワー

Carlton Tower Hotel
http://www.carltontower.net/
P.O. Box 1955, Baniyas Street, Deira, Dubai, UAE 地図
TEL: +971-04-222-7111
FAX: +971-04-222-8249
Email: reservation@carltontower.net

ハイアットリージェンシー

Hyatt Regency Hotel
http://dubai.regency.hyatt.com/hyatt/hotels/index.jsp
Deira, P.O. Box 5588, Dubai UAE 地図
TEL: +971-4-209-1234
FAX: +971-4-209-1235
Email: dubai.regency@hyatt.com

JW マリオットホテルドバイ

JW Marriott Hotel Dubai
http://www.marriott.com/hotels/travel/dxbae-jw-marriott-hotel-dubai/
Abu Baker Al Siddique Rd, Deira, next to Hamarain Shopping Center
P.O. Box 16590 Dubai, UAE 地図
Phone:  971 4 2624444
Fax :  971 4 2626264

グランドハイアット

Grand Hyatt Dubai
http://www.dubai.grand.hyatt.com/hyatt/hotels/index.jsp
P.O. Box 7978, Dubai, UAE 地図
TEL: +971- 317-1234
FAX: +971-4-317-1235
Email: dubai.grand@hyatt.com

シャングリラ

Shangri La Hotel Dubai
http://www.shangri-la.com/jp/property/dubai/shangrila
Sheikh Zayed Road P.O. Box 75880, Dubai, UAE 地図
TEL: +971-4-343-8888
FAX: +971-4-343-8886
EMAIL: sldb@shangri-la.com
 


ドバイ基本情報

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UAEの中のドバイ

dubaimap.jpg

ドバイは、アラブ首長国連邦(United Arab Emirates、略してUAE)という連邦国家の中にある、首長国の一つ。UAEは7つの首長国から形成されており、アブダビ、ドバイ、シャルジャ、アジマン、ウム・アル・カイワイン、フジャイラ、ラス・アル・ハイマがある。首都はアブダビにある。 アブダビ首長が連邦の大統領をつとめ、ドバイ首長が連邦の総理大臣を兼務している。

UAEは1971年にイギリスの保護から独立したばかりの国である。ここは世襲制の絶対君主による統治、要は「王様たちが実権を握っている国」という訳です。

UAEにおいて、国土および経済規模の面でもっとも大きいのはアブダビである。実際、UAEの産油量の殆どはアブダビに集中しており、ドバイはその10分の1程度である。

日本とUAEは、貿易の面で重要なパートナーである。UAEの最大の石油輸出国は日本であり、日本の石油輸入量の4分の1はUAEに頼っている状況である。逆にUAEにとっても、日本は最大の貿易国でもあり、多くの車や家電を輸入している。

さて、そんなUAEの中にあるドバイは、産油量は少ないどころか、2015年には枯渇するといわれており、ドバイ首長は石油に依存しない国づくりを1990年代から立て続けに進めてきた。それが「観光都市ドバイ」が形成される事になったきっかけである。

そのドバイが、これまで不可能と思われる計画を次々と達成し、驚愕の進化を達成したことについては、以下のページでより詳しくお伝えします。 ⇒ 特集記事:ドバイの変遷

ドバイの気候

camel.jpg

ドバイは「砂漠気候」の国である。夏と冬があり、夏(6~9月)は50度を超える事もある。湿度も高く、湿度100%を観測することすらある。しかしながら11月から翌年3月くらいまでは冬季で、涼しく感じる事もあるほど気温は落ち着くが、冬は砂嵐が発生することもある。

夏は確かに恐ろしい温度にまで達する事もあるが、外を長時間歩くなど無謀な行為をしなければ、基本的には空調のきいたエリアを快適に行動する事が出来る。

ちなみに雨の心配も当然ながら不要です。一度も降らない年もあれば、冬に少しだけ降ることもある。

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最高気温℃ 24 25 28 32 37 39 41 40 39 35 31 26
最低気温℃ 14 15 17 20 24 26 29 29 26 23 18 15
降水量mm 11 36 22 8 1 0 0 0 0 0 2 14

 

服装について

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ドバイは観光都市とは言え、イスラム教の国。髪の毛は露出せず、女性は肌を隠す文化を持つ国です。観光客が増えたとはいえ、彼らの文化を乱さない程度の配慮が、服装にも必要です。ジュメイラ地区をはじめ観光化されているエリアなら問題はありませんが、スークだったり普通の街では、特に女性はショートパンツやノースリーブを避け出来るだけ肌を露出しないよう心がけましょう。ビーチでも基本的に同じ事が言えます。普通の水着で泳ぐなら、ホテルのプライベートビーチやウォーターパークなどのエリアに限るのが無難です。

ラマダンについて

イスラム教国では、年に一ヶ月ほど断食をするラマダンと呼ばれる期間がある。(正確には「ラマダン月に行われるサウム(断食)」である) この期間は、イスラム教信者は日の出から日没まで、食物・飲物、タバコなど一切口にしてはいけない。これは、イスラム教所以のルールが比較的ゆるい観光都市ドバイであっても同様である。断食の時間は朝5時台~夕方5時頃(季節により異なる)。 またラマダンの時期は、毎年11日づつずれる計算で毎年異なるため、注意が必要。
ラマダンの期間中は、観光客であっても公共の場で食べ物を口にするのは避けるべきである。街中のレストランやカフェも昼間は全て休業となるが、外国人のためにホテル内ではコーヒーショップ程度で営業したり、ケータリングのみ受け付ける店もある。服装も、ラマダン中は特に、女性は肌の露出が少ないものを選ぶべきである。
ラマダンについて(Wikipedia)

ビザについて

日本人は、ドバイにおける査証免除の対象国となっており、ドバイ国際空港に到着したらパスポートに30日間の観光査証(Visit visa)のスタンプが押される。追加手数料を払うことで、さらに30日間の延長も可能。

アクセス

日本からは、関西国際空港から直行便が出ている。2010年からは成田からも直行便が出る予定となっている。移動時間はおおよそ11時間強。現地ではタクシー、レンタカー、および2009年9月にオープンしたドバイメトロが観光に大変役に立つ。ドバイメトロのわかりやすい案内用Flashがあるので、旅行計画に役立つ。
⇒ドバイメトロ活用ガイド参考。

ドバイの時差

世界協定時間+04 00。時差は、日本よりも5時間遅い。(日本が夕方5時に昼の12時)
サマータイムは無いので、一年を通して日本との時差は変わらない。

日本 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

11

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ドバイ 19 20 21 22 23 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18

※ドバイの19時~23時台は、日本から見ると前日となる

お金について

単位はディルハム(Dirham) で、1US$=3.67Dh、1Dh=25.64円でほぼ固定となっている。

基本データ

UAE_flag.jpg

国名 :アラブ首長国連邦(ドバイは、首長国の一つの名前。ドバイの首都もドバイ)
国旗(UAE)赤・白・緑の汎アラブ色を使用し、アラブ民族の統合を象徴している。その上で、緑は土地の肥沃さ、白は中立性、黒は国土内の石油資源を表している。
人口:226万人(2008年現在。長野県と同程度、外国人が約8割を占める)
面積:4,114 km2(埼玉県と同程度)
公用語:アラビア語 (英語、ウルドゥー語(インド人)、ペルシア語(イラン人)も利用されている)
国教:イスラム教(他教徒の信仰も自由。キリスト教会もある)
通貨:ディルハム(Dirham)Dh又はAED
為替レート:1US$=3.67Dh、1Dh=25.64円でほぼ固定
時間帯:UTC+4。日本と比べてマイナス5時間。(ドバイの方が遅い) 夏時間は無し。
ビザ:30日間以内の滞在ならビザは不要。
電気:220‐240V 50Hz
殆どのノートパソコンはそのまま利用可能。アダプタの無い電化製品は変圧器が必要。

ドバイ地図

ドバイの振興開発地の見所を中心に、目玉スポットを中心に紹介します。
2009年9月にドバイメトロという無人鉄道が完成し、ドバイ国際空港から、デイラ、バールドバイを横切り、シェイクザイードロードにそってジュベルアリ地区まで走る電車が動き始めました。主な観光スポットにも、駅から徒歩でいけるようになります。観光シーズンでも、渋滞やタクシー待ちから開放され、ツーリストには便利な環境となりました。(詳しくはドバイメトロ活用ガイドにて)

↓ブルジュ・アル・アラブ
↓アトランティス・ザ・パーム
↓マディナ・ジュメイラ
↓エミレーツモール
↓ブルジュドバイ
↓ドバイ・ファウンテン

↓ドバイモール
↓パームアイランド
↓ザ・ワールド
↓ワイルド・ワディ
↓新興開発地以外のみどころ

ブルジュ・アル・アラブ / Burj Al Arab

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ドバイといったらこのホテルのイメージが浮かぶ人も多いだろう。通称7つ星ホテルとも呼ばれる、世界トップクラスの最高級ホテルである。アラブタワーと呼ばれる事も多い。海上に人工島を作りその上に立てられたので、まるで海の上にそびえたつかのように見える。ホテルとしては世界最高の高さを誇り(321メートル)、ギネスブックにも登録されている。全室メゾネット式(2階構造)で、全室スイート。一泊は安くても15万円程度といわれる。

ブルジュ・アル・アラブについてもっと詳しく(特集ページ)

アトランティス・ザ・パーム(パーム・ジュメイラ) / Atlantis, The Palm

アトランティス・ザ・パーム

人工島Palm Jumeirahのシンボル的な存在でもあるホテル、アトランティス・ザ・パーム。パーム・ジュメイラの突き当たり・ど真ん中にたっている。部屋数1500以上の大型高級リゾートホテルである。バハマのナッソーにあるアトランティス・パラダイス・アイランドの姉妹ホテルでもある。二つのタワーによって構成され、中心でそれらが橋で繋がっている独特の姿が印象的である。
ホテルには、16万平方メートルの巨大なウォーターパーク、カンファレンスセンター、ショッピングモールなどが併設されている。ドルフィンベイと呼ばれる、イルカと戯れる事が出来るプールもある。また2008年11月のグランド・オープニングイベントではロバート・デニーロ、ジャネット・ジャクソン、マイケル・ジョーダンなど豪華ゲストが招かれ、ホテルの壁面をスクリーンにしたて映像を写したり、北京オリンピック開会式の7倍の量の花火を使い、宇宙からも島の形が見えるように島全体から打ち上げた花火で豪華絢爛に飾られた。(費用はたった15分の花火で16億円動画はこちらから
アトランティス・ザ・パーム オフィシャルホームページ

マディナ・ジュメイラ(ジュメイラ地区) / Madinat Jumeirah

マディソン・ジュメイラ

2004年オープンの複合リゾート施設で、スーク(市場)を室内で再現した巨大なモール(70以上のショップがある)に加え、40以上のレストランやバー、ホテルやビラ(別荘式の高級ホテル、Courtyard)、スパやシアター(屋内や屋外)などで構成される。スークはアンティークや絨毯、アラビアンポットの店などスークを感じさせる店からギフトショップまで多岐にわたるラインナップ。またモールの周りは人口の川に囲まれており、伝統的な渡し舟(アブラ)に乗って移動する事もできる。場所はブルジュ・アル・アラブやジュメイラ・ビーチ・ホテルに近く、ホテル利用者はワイルド・ワディもフリーで利用できる。

マディナ・ジュメイラ オフィシャルホームページ

エミレーツモール / Mall of Emirates

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エミレーツモール(英語名はMall of The Emirates)は、ドバイモールが出来るまでは、中東一の巨大なショッピングモールだった。しかしながら今もその巨大なモールと多彩な併設施設で、多くの人を魅了している。20万平方メートルの巨大なモールエリアには450店舗以上のショップを構え、さらに14スクリーンを持つ映画館、550席以上を有する劇場、ボーリングやプールのある総合レジャーエリア、ホテル、そして世界最大の屋内スキー場「スキードバイ」を併設する。ドバイメトロのMall of The Emirates駅から直結している。

エミレーツモール オフィシャルホームページ

 

ブルジュ・ドバイ(ジュメイラ地区) / Burj Dubai

burjdubai_02.jpg

ブルジュ・ドバイは、地上162階建、高さ818mを誇る、2009年時点で人類史上最も高い建造物である。中はホテル、高級マンション、そしてオフィス等によって構成される。それまで世界一の高さを誇った台北101(509m)をゆうに300メートル以上も超えた建造物で、その他数々の世界記録を塗り替えた建物である。

商業施設、居住施設、娯楽施設などを含むエリア「ダウンタウン・ブルジュ・ドバイ」の大型新興地区開発の核として位置づけられている。

ブルジュ・ドバイについてもっと詳しく(特集ページ)

 

ドバイ・ファウンテン(ジュメイラ地区) / Dubai Fountain

 

dubai_fountain_1.jpg ドバイ・ファウンテンもダウンタウン・ブルジュドバイの真ん中にある人造湖に設置されている、世界最大規模の噴水施設である。ブルジュ・ドバイの目の前でパフォーマンスが行われる。
8万3000リットルの水を常時噴出す事ができ、50色を超える6600以上のライトが設置され、1000以上のパターンでパフォーマンス を行う。全長は275m(フットボール上を二つくっつけた位の長さ)、噴水の高さは世界一を誇り、最高で地上150メートルにも達する。この高さは50階建てのビルを 超えてしまう
パフォーマンスは、天候がよければ300キロ以上離れていてもその光が見えるほどである。(300キロの上空からも確認できるの で、宇宙からも見える噴水・・という触れ込みである)

 

湖の建設を含めてトータル218億円もの費用をかけて作られた。巨大な噴水としてはしばしばラスベガスのベラージオと比較されるが、実際にベラージオの噴水を手がけたWET Designがプロデュースをしている。大きさはベラージオの噴水よりも25%も大きい。

ドバイファウンテン オフィシャルサイト

 

ドバイ・モール(ジュメイラ地区) / Dubai Mall

dubai-mall.jpg

ドバイ・モールは、世界最大のショッピングモールである。これもダウンタウン・ブルジュ・ドバイにある。総面積約110万平方メートル以上、屋内フロア約55万平方メートル、ショップの数約1200のほかにも、世界最大級の水族館オリンピック規格のアイススケート場22のスクリーンからなるシネマコンプレックス、屋内ゴールド・スーク(金市場)、SEGAテーマパークやキッザニアなどを併設している。このスケールの巨大さは、もはやモールと呼ぶ領域を超えているとしか言いようが無い・・・。

ドバイモール オフィシャルホームページ

パーム・アイランド / The Palm Islands

palm.jpg

ドバイ沖合いに造られた、世界で最も大きな人工島群。ヤシの木(パーム・ツリー)を模しているため、この名がついた。衛星からも認識できるこの巨大な人工島は、ドバイの地形をも変えたと言われ、この島のためにドバイの海岸線は約520km長くなったと言われる。既に完成しているPalm Jumeirahは海底トンネルやモノレールが走っていて、日系企業もこの事業に参画している。
パーム・アイランドはこれらリゾート地を総称した呼び名で、実際は3つのPalm Islandからなる。3島建築の総額は1兆8000億円とも言われている(汗)。

ザ・パーム オフィシャルホームページ

●Palm Jumeirah

はじめに開始されたプロジェクト。2006年末から移住を開始し、2008年9月にはAtlantis, The Palm ホテルが完成した。最終的には100以上の高級ホテルと1400戸以上の別荘、商業エリアから成る一大リゾート地になる。3つの島では一番小さいサイズ。
ちなみに、クルーズ船として役目を終えた世界有数の豪華客船クイーンエリザベス二世号を、ドバイ政府系デベロッパーのナキールが2008年に一億ドル(約100億円)で購入し、将来はPalm Jumeirahに停泊し洋上ホテルとなる予定である。これもまた、豪華ホテルとして将来話題を呼びそうだ。
 

●The Palm Jebel Ali

PalmJebelAli.jpg

二つ目のプロジェクト。Palm Jumeirahの1.5倍の面積で、最終的には170万人が居住する場所となる予定。ここが完成すると、その後さらにドバイ・ウォーターフロント(世界最大のウォーターフロントとなる予定)と呼ばれる人口造成地に囲まれる計画である。左の画像参照(写真内の右下がPalm Jebel Ali)

●The Palm Deira

最後に造成される予定のPalm Islandで、3島の中で最大規模。Palm Jumeirhaの8倍の広さとなる予定。デイラ地区(Deira)のビーチに繋がるように作られる。100万人が住むエリアになる予定で、2004年に開発の発表がされたが、完了スケジュールは未定。

 

 

ザ・ワールド / The World

the-world-islands-dubai.jpg

度肝を抜くドバイの数々のプロジェクト中でも、特にシンボル的な存在の人工島郡The World(ザ・ワールド)。パームアイランドに並び人工島プロジェクトとして有名。上空から見ると世界地図を模した、300以上の人工島からなる。うち100島は厳選された世界中の金持ちセレブ個人に販売のオファーがいくそうだ(金があってもオファーが無いと購入できない)。その他は、ホテル計画などを持つデベロッパー向けに販売される。島の値段は15~50億円といわれているが、一部にはたった一島で200億円を越すものもある。
ドバイ首長であるムハンマド・ビン=ラーシド・アール=マクトゥームの発案。島と島との間は100メートル。島への交通手段はヘリコプター、水上バイク、ボートしかない。要は、島を購入できない一般人は、肉眼で見る事すら及ばないって事でございます。
ビジェイ・シン、ミハエル・シューマッハ、ブラッド・ピット、パメラ・アンダーソン、リチャード・ブランソン(バージングループ会長)など、多くの著名人が購入した。

ザ・ワールド特集

ザ・ワールド オフィシャルホームページ

ワイルド・ワディ(ブルジュ・アル・アラブ側) / Wild Wadi

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巨大なウォーター・パークであるワイルドワディは、ブルジュ・アル・アラブとジュメイラ・ビーチホテルの中間に位置し、この両ホテルを運営するジュメイラ・インターナショナルが管理している。従ってジュメイラ系ホテルの宿泊者は入場料とバスタオルが無料。

目玉の一つはジュメイラ・シーラと呼ばれる、33mの高さから滑り落ちるウォータースライダーで、無重量のような感覚を味わいながらなんと時速80kmで滑り落ちる。北米以外の地域では世界で最も大きいウォータースライダーである。その他にも大波でサーフィンを体験できるFlowrider、10万リットルの水で自然の波を起こすフラッドリバー、360メートルの長さを誇るJuha's Journeyを初め、多くのウォーター・アトラクションがある。
この施設を見てると、ドバイが砂漠の国という事をうっかり忘れそうだが、一時間当たりなんと5万キロリットルもの真水が使われている。もうありえません。

ワイルド・ワディ オフィシャルサイト

 

新興開発地以外のみどころ

スーク(Souk):市場

スークはドバイ昔ながらの市場である。魚、肉、野菜、衣料などの生活に密着した市場があるが、観光客にはゴールドスーク(金)、スパイススーク(香辛料)などが人気である。ゴールドスークは特に金が安く手に入る事で有名。ビルまるごと宝飾店のみのところもあり、あらゆる宝石製品が見つかるでしょう。アラブやインド系の人の生活にかかせないスパイスの市場も見所。どちらのスークもデイラ地区、バールドバイ地区に集中している。

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ドバイクリーク

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ドバイクリークは、デイラ地区とバールドバイ地区を南北に分断する川で、幅は500メートルほどある。歴史のある界隈で、観光客だけでなく住民にとってもポピュラーな川だ。また市庁舎や電話局など市の近代的な建物と、昔ながらの住民の町が混ざる印象的なエリアで、是非一度は足を運びたい。この川を渡るには車で橋を利用するか、アブラ(Abra、ドバイの伝統的な水上タクシー)を利用することができる。

ジュメイラ・ムスク(Jumeirah Mosque):イスラム教寺院

Jumeirah_Mosque.jpgジュメイラムスクは、ドバイで最も美しいと言われている、大理石で出来たムスクで、見学できるムスクとしては唯一である。通常はイスラム教徒でなければムスクに入れないが、ジュメイラムスクは現在ツアーを提供しており、女性は頭を隠すものがあれば(入り口で貸してもらえる)、中に入る事が出来る。短パン・ノースリーブ禁止、5歳以下の子供もは入れない。ツアーは英語で行われる。入場料Dh10。
住所: Albwardy Building 2, PO Box 594, Dubai, UAE
Email: info@dctpb.gov.ae
Phone: +971 4 230 000
Fax: +971 4 511 711
 

シェイク・サイード邸(Sheikh Saeed Al Maktoum House)

SheikhSaeed.jpg

元ドバイ首長のシェイク・サイードが住んでいた邸宅が、現在は博物館として一般公開されている。シェイクサイードは、元首長シェイク・モハメッドの祖父にあたる。1896年に建築されたドバイでも古い建物の一つ。広い中庭をもち、珊瑚をベースに作られた建物は伝統的なアラブ建築を堪能することができる。デイラ地区にある。入場料Dh2。

ドバイ博物館(Dubai Museum)

 DubaiMuseum.jpg1970年にオープンした、1990年代のドバイ全体を眺めることが出来る博物館。建物はもともと18世紀に立てられたFort(とりで)を利用している。かつてのスークの姿から始まり、近代の急激な都市発展などドバイの変遷を眺められる。入場料Dh3。

私が実際にドバイへ旅行した経験に基づき、ドバイ観光のコツを経験談に基づいて紹介します。
「ひとくち」で説明するつもりが、すっかり細かくなってしまいました(苦笑)

ドバイへ行く前に抑えておきたいこと

1)ガイドブックを購入すること。まずタクシーで行き先の案内が楽であること(運転手が知らない場所でも地図と一緒に示せる)、そしてちょっと時間が余ったときや予定変更したい時に、その計画が簡単である。また交通機関の利用方法、金額、店が終わる時間など、街を歩いているとちょっとした知りたい事が出てくる。私は、現地へ行けばなんとかなると思いかなり手ぶら状態で渡航したのだが、何度ガイドブックを欲しいと思ったか・・。手軽なガイドブックが一冊あれば重宝します。⇒たとえば、有名どころでるるぶドバイ地球の歩き方ドバイあたりが便利じゃないでしょうか。

2)日本円の現金を持参して現地で両替。あとでも述べるが、ATMが使えない場合もあるので、国際キャッシュカードやクレジットカードのキャッシングはあまり期待せず、現金を日本から持っていって現地で両替(空港やモールなど、色んなところに両替所があります)がベスト。

3)変圧器・変換プラグを買う前にホテルに確認。というのは、たしかにドバイは電圧とプラグ両方が日本と違うのだが、滅多に使わないこの変換プラグを果たして本当に買う必要があるんだろうか?まず宿泊先のホテルに聞いてみよう。多くのホテルで変換プラグを用意していると思われる。100歩譲ってホテルで用意してなくても、空港とかで高いものを買うより、現地のスーパーで安いものを買ったほうがいい。

管理人の個人的なドバイ観光のお薦め

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私のドバイ丸3日間滞在を通しての、観光のお薦めだが、ドバイの目玉スポットのような有名どころも是非抑えておきたいが、「アラブ」「ドバイ」「砂漠」などエキゾチックな空気を感じ取れるエリアは、遠い国に来た事を実感できて、旅の満足感を得られる。ドバイの有名エリアに加えて、是非観光ルートに以下のようなスポットを追加すると、より充実した旅になるでしょう。

  • スーク(デイラ地区のオールドスークなど)
  • サファリツアー
  • 伝統建築(シェイク・サイード邸、バスキタヤなど)
  • ドバイクリークのアブラ(渡し舟) 

空港からの移動はメトロかタクシーか?

dubai_international_airport.jpgのサムネール画像

ドバイ国際空港にはドバイメトロ駅があります。空港はターミナルが3つあり、ターミナル3はエミレーツ専用、その他の国際線はほぼターミナル1に来ていると思ってください。(ターミナル2はインドや近隣諸国への格安路線が中心で労働者を中心に利用されているようです。) そしてメトロの駅は、ターミナル1と3にあります。

私はエミレーツ航空以外を使ったのでターミナル1だったのですが、ドバイメトロは出発ターミナルに隣接しているので、到着ターミナルの近くにはありません。到着ターミナルを出るとすぐにタクシー乗り場。ただ少し歩けばメトロ駅にはたどり着くはず。
もしホテルがどこかのメトロ駅の側にあるなら、出発ターミナルまで移動してメトロを使うのはアリ。ただ実際はそんな事も少ないと思うので、それなら結局はじめからタクシーを使うのが賢い。タクシー代は日本と比べてかなり安いです(初乗りで100円もしないし)。

ドバイのWIFI事情

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ドバイの空港には無料のWIFI(ワイヤレスのインターネット接続環境)が用意されているので、ドバイに到着してすぐにiPhoneでツイッターに「ドバイなう」なんて超余裕です。私の住むバンクーバーの空港も無料でWIFIを提供しているが、空港はやっぱこれくらい太っ腹にやってほしいですな。
ただ主要モールなどでWIFIを使う場合、殆どが有料です。ネットに接続しようとすると登録画面が出てきて、名前やメルアド、クレジットカード番号を入れて支払いをすると使えるようになる。ちなみにドバイモールのWIFIには携帯の番号が必要で、携帯宛にログイン情報が送られる模様。なので海外対応の携帯などを持っていないと利用できない。
ドバイメトロも同じくクレジットカードで支払いをする事でWIFIが利用できる。駅構内はもちろん、電車で移動中もネットが使えるという優れもので、かなり快適・便利。料金は1時間で数百円程度でした。

ドバイのレストラン事情

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ドバイの食事、と言ってもアラブ料理という訳ではなく、色んな国の料理が食べられるので嬉しいところ。(むしろアラブ・ムスリム料理なんて一度も目にしなかった。本当は試したかったが・・) 日本食も、数は少ないがある事はあります。ドバイは人口の多くがインド系という事もあり、さすがにインド料理はよく目にする。モールのフードコートに行けば、ファーストフードから日本、中華、インド、タイ、レバノンなど色んな食べ物に舌鼓をうてる。個人的には、珍しいレバノン料理の店をよく目にした気がするな。

ちなみにドバイのレストランは、「ある所にはあるが、無い所には本当に無い」というのが印象。スークをうろうろしてた時は、かなり周囲を歩いたが本当に少なかった。予めどの辺りに食事の場所がある、とわかっていなければ、モールやホテルなどで食事をするのが無難。
私は一般庶民の生活を知りたいと思ってスークやデイラ地区をうろうろしたが、ほんとーーに食べる所に困って、半日ほど腹ペコな状態で歩きまくった記憶がある。ファーストフードもコンビニもありません。街をブラブラ歩いてて、なにかつまみながら食べ歩き・・という感じにはいきません。レストランがある場所でも、選ぶほどの選択肢は無い。恐らく地元の庶民の方は外食する事が少ないんだろうか。

現金があればいいって訳じゃない

ドバイ観光では、小銭と小額紙幣は必須アイテムです。Dh100以上の高額紙幣(でも無いのだが・・w)はほんとーに使えない。と言うのは、少し大きめの紙幣を出すと「お釣りが無い」といわれるのである。私はこのセリフを何十回も言われ、お金はあってハラペコで、目の前に食べ物があるのに食べられない・・という、食いしん坊にとっては辛い経験をした笑。タクシーでもお釣りが無いとか、スーパーではレジを開いたばかりだからお釣りを出せない・・・とか。とにかく、小銭かDh5~10程度の小額紙幣をたくさん持参すると便利。ATMや空港で両替したり引き落とすと大きい金額なので、できればホテルやどこかで小さい紙幣を幾つか欲しいところ。

国際キャッシュカードは期待するな

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近代の海外旅行はとても便利になったもので、日本でいう国際キャッシュカードがあれば、例えばPlus(VISAのネットワーク)のマークがあるATMマシンなら世界中から現地通貨で自分のお金を引き出すことが出来る。そのつもりで私は、現金は殆ど持参せず、銀行カードとクレジットカードを信用してドバイに入国した。

ところが!!!! ドバイにも色んな銀行のATMマシンがあるのだが、「Plus」と記載されているのに国際キャッシュカードが使えないATMが非常に多かった。現地の銀行スタッフや、カード発行銀行のカスタマーセンターに国際電話で聞いたのだが、結局なぜ使えないのかが分からず。私以外の人でも、同じように使えなくて困ってる人をみました。それでも、一部のATMマシンでは確かに使えるのもあった。

という事で、日本円などの現金を必要な分だけ必ず持参して、必要に応じて両替するのがいいだろう。国際キャッシュカードを期待してはいけない。カードに頼っては泣きをみるだけ。

クレジットカードは問題なく使えますが、キャッシングは試してません。でもATMはVISAと書いてあっても信頼しない方がいいかも。

交通機関について

ドバイメトロが出来たとは言え、観光をするにはやはりタクシー無しでは語れない。実際タクシー利用はためらわずガンガン使っていい。なにせドバイの交通機関はとにかく安い。ドバイメトロだって100円足らずで同じエリア内は移動できるし、タクシーの初乗り運賃だってわずか100円弱(Dh3とか)!!やすっ!!例えば、デイラ内、バールドバイなどの同一エリア内なら、1000円もしないで殆どのところは移動できる。またバスも、チケットの買い方、目的地までの行き方などを予め理解しておけば、かなり便利。バスはとても近代的。静かで快適だが、観光で利用するにはバスの知識をある程度持ってないと辛い。

ドバイメトロ

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ドバイメトロは2009年9月に完成した、ドバイで初めての鉄道であり、かつ世界で最長の無人鉄道。空港からドバイのど真ん中を突っ切り、空港と逆側のドバイの端までいける。(この線はレッドラインと呼ばれるが、まだ全線・全駅は開通していない)

ドバイメトロは、とにかく安い、空港直結で便利、新しいので綺麗、本数も多い、そして車だと渋滞の危険があるが、その心配も無用。ドバイメトロだけで観光地をまわるのは流石にきついが(ただしエミレーツモールは直結なので便利)、メトロとタクシーを組み合わせて上手く活用するのが、快適なドバイ観光のコツである。

注意点としては、終電が早い(夜10~11時の間に終電)、それから金曜は始発が午後2時ということ。私はうっかりこの2点をすっかり忘れてて痛い目にあった。メトロについて詳しくはドバイメトロ活用ガイドにて。

タクシーについて

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ドバイのタクシーはとにかく安い初乗り3ディルハム(100円弱)という恐ろしい安さである。なので、ちょっとした移動でも気軽に利用していいだろう。メーターは、タクシーが止まると「Waiting」となり、動き出すと「Hired」になるので、渋滞でなかなか動かない場合でもメーターがガンガン上がる・・という事はない。ドバイの観光では、どうしてもタクシーが中心にならざるを得ないだろう。だから、行き先を伝えるくらいの最低限の英語と、ガイドブックの2点は、旅行にあたって準備しておきたい。

 

そしてタクシーの利用で気をつけたいのは、「渋滞」「運転手が意外に無知」という事である。

ドバイは現在、深刻な渋滞問題を抱えている。大きな道や交差点、そして通勤時間帯は信号付近や幹線の合流付近はずらーーっと長い渋滞。安いとは言え、到着までに意外と時間がかかる事もある。

そして、日々変化しているドバイに知識が追いついていないドライバーが多い。なにせドバイは国民以上の外国人労働者が住んでおり、タクシードライバーはインドやパキスタンからの出稼ぎ労働者。まだ街全体に詳しくない人もいれば、適当な人も多い。「シェイク・サイード邸に行ってくれ」とマップを見せて頼んでも「場所がわからない」と言われ、何人かに断られたし。また目的地の近くまで来て「ここで車を降りて、メトロの橋を渡って向こう側に行ってくれ」と言われたものの、その橋はまだ工事中で使えなく、隣の駅まで歩いて橋をわたったりと、タクシーを使った意味を感じない程に歩かされた。
という事で、タクシーに乗るときは、「●●モールの入り口まで行ってくれ」「●●ホテルの前まで行ってくれ」と、はっきりと伝えるように。

バスについて

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ドバイではいたるところにバスが走っていて、予め行き先やチケットの買い方が分かっていれば、とても便利。安い運賃で快適に移動できる。新しい車両のバスも多く中も清潔です。

ただバスは、事前知識が無いと快適に使いにくい。バスの乗車時は事前に購入したチケットやカードを持つ必要があり、現金を使ってバスに乗る事は出来ない。予め指定の場所でチケットを購入しておく必要がある。チケットは大きめのバスターミナルやドバイメトロの駅など限定された場所で購入可。

またどのバス停で降りるのか自分だけではわかりにくいので、ドライバーに予め聞いておくか、乗客に聞いてどこら辺で降りるのか・・と聞けば安心。バス内に液晶モニタがあるのだが、そこにはバス停情報も現在地も表示されず使えない(何のためにあるのか全くわからん)。 私が使った時の感想では、バスを使う観光客はとても少ないという印象。
ちなみに、赤い乗車券(NOLチケット)ではメトロ⇒バスと同じ切符では乗り換えるできない。予め赤いチケットに何回分かチャージ(最大10回分)しておく必要がある。

運転

運転と言っても私はドバイで運転した事はないが、ドバイ住人の皆様は運転が結構お下手ですので、レンタカーを利用する人は注意したほうがいいです。クラクションも鳴らしまくる。また常に都市が変化しているドバイでは、とても複雑なルートを持つエリアもある。ちなみに右側通行・左ハンドルなので、日本とは逆になります。

そして、例えばシェイク・サイード・ロードは広い幹線なので、道路の逆側に行くのは楽ではなく、建物が目の前に見えてもなかなかたどり着けない、、、という事もざら。エミレーツモールにタクシーで行った時は、モールの周りをとにかくグルグルまわってやっとたどり着いた印象がある。これは、観光で来た人がレンタカーで移動するのは大変だなと思った。短期の観光なら、正直レンタカーは使わないほうが逆に時間の節約になるかな。(ドバイメトロとタクシーをうまく活用する)

スークは見て楽しむ?

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デイラ地区にあるオールドスーク、そしてその中にあるゴールドスークやスパイススークは、とてもエキゾチックで見る価値アリ!必ず行って欲しい、管理人お薦めのスポットです。ゴールドスークは相場からは安い金が手に入りますし(私は金の相場を知らないので、値段みても高いのか安いのかわかりませんでしたが・・)、木で出来たアーケードのようなストリートは歩いているだけでも、なかなか楽しいもの。

そして狭い路地の中に所狭しとスパイスが敷き詰められたスパイススークもとても興味深い。ただ購入しようとする時は、言い値で買わないように注意しましょう。そもそもスパイススークでは、値札や定価というものが無いという話もあります。買おうとすると、初めは絶対に高値でふっかけてきますので、日本円に換算して妥当な値段かどうか、まず自分なりに判断しましょう。判断しづらかったら、買わないで見て楽しむのが無難。スパイス系のものはモールにあるスーパー等でも購入できますので、土産に買うならそこでも十分です。

2013年9月更新

もともとドバイ観光は、タクシー、レンタカー、バスなどが移動方法の中心だったが、2009年9月に世界で一番長い無人鉄道であるドバイメトロが開通し、新たなドバイ観光の手段が生まれた。幾つもの路線が計画され、現在は主要な観光エリアを横断できるシェイクザイードロードに沿ったレッドライン(29駅)と、ドバイの都市部を網羅するグリーンライン(22駅)が開業している。

 

dubaimetro_map.jpg

ドバイを訪れる者にとってメインの移動手段となるレッドラインは、各駅4~7分間隔で電車が発着し便利。グリーンラインとは、Khalid Bin Al Waleed駅とUnion Square駅で接続している。

ちなみにドバイメトロは、三菱重工など日系デベロッパーが中心に構築された。工事事務所のプロジェクト・リポート(PDF)もなかなか面白い。
 

ドバイメトロ・データ

  • 開業中のレッドライン、グリーンラインの他に、二つの空港を結ぶパープルライン、ブルーライン、イエローラインのプロジェクトが進行中
  • この2ラインで合計51駅
  • 2ラインの乗り換えポイントは2駅(Khalid Bin Al Waleed駅とUnion Square駅)
  • トータル87の列車が用意されている
  • 鉄道の全長74.6キロ(レッドライン52.1キロ)
  • 運行間隔は4から7分ほど
  • 運賃:Dh2.50~6.50(約68円~177円)


■運賃体系

dubaimetro_zone.jpgドバイメトロの運賃体系は移動するゾーンの数で料金が変わるとてもシンプルなもの。レッドラインとグリーンラインが運行中の2013年現在、バス路線をあわせると全部で7ゾーン設定されている。

レッドラインは29駅が4つのゾーンにまたがっている。Rashidiya駅を始発とした場合、Zone 5→Zone 6→Zone 2→Zone 1の順番で終点Jabel Ali駅に向かう。
乗車するためには、繰り返し入金が可能なプリペイドの
NOLチケット(回数券のようなもの:色は
NOLカード(定期券のようなもの:色は赤以外。シルバーなど)
と呼ばれるものを購入する。これらは駅構内で購入できる。NOLカードの方が、安い料金で利用できる仕組みになっている。(例えば同一区間は、チケットならDh2.0だが、カードならDh1.8) ただ、NOLカードは安くても200ディルハム(約5000円分)を購入しないといけないので、短期旅行者の場合は赤のチケットを購入する事になる。以下の写真が赤いNOLチケット。

P1000415.jpg P1000416.jpg

ちなみにシルバーのカードを買えば、一度乗って30分以内ならバスなどとも連絡できるようになっていて、3回まで乗り継ぎが出来る。赤のNOLチケットは乗り継ぎは出来ないので注意。

同じゾーン内なら移動に100円もしないという、ドバイでは信じられない程の激安価格だが、この料金体系は利益を生むためのものではなく、多くの人に公共交通機関を利用してもらうためのものと発表されている。
 
■運行時間

  • 土曜~木曜:AM6:00-PM11:00(ラマダン期間はAM0時まで運行)
  • 金曜:PM2:00~AM0:00(午前は運転してないので注意



ドバイメトロと主な観光地(ドバイ旅行館オリジナル)


お薦めマップ:Gulf Newsのドバイメトロ・インタラクティブマップ(Firefoxだと動かない事があるようです)

ドバイメトロ駅案内

ここでは、主に利用されるであるレッドラインの各駅から近い観光スポットを、駅からの移動方法(行き方マップ付)とともに紹介します。
移動手段が「バス」のときの所要時間は、一部徒歩の区間も含めた時間を表示しています。

ドバイメトロマップ

dubaimetro00.jpg

Rashidiya 地図)レッドラインの出発地。


Emirates 地図)エミレーツ航空のターミナル直結。

Airport Terminal 3 地図)空港のターミナル3直結(ターミナル3はエミレーツ航空の専用ターミナル)

Airport Terminal 1 地図)空港のターミナル1直結エミレーツ航空以外の殆どはここで発着します。

GGICO station (Al Garhoud) 地図

Deira City Centre 地図)ドバイクリークのそばにある、デイラ地区の駅。


Al Rigga地図)デイラ地区の中心。住民、旅行客にもポピュラーなエリア。

Union Square 地図)ドバイクリーク沿いのデイラ側にある。スークへ行くのに便利な場所。ヘルスセンターや商工会議所の他、政府・自治体などの建物が多い。将来的にグリーンラインとの乗り換えポイントとなる。 


Khalid Bin Al Waleed
地図)バールドバイ地区の中心。将来的にグリーンラインとの乗り換えポイントとなる駅。ショッピングモールや銀行など。各国大使館も集中する。


Al Karama

Al Jafiliya 政府系の建物が集中するエリアで、観光地は少ない。環境・居住局・医療・警察関係のほか、トレードセンターなどがある。

■ Dubai World Trade Center

Emirates Towers
エミレーツタワーと国際金融センターはすぐ隣にある。金融センターは中に入れないので、概観を眺める程度だろう。写真をとるのも注意される事がある。


Financial Centre ドバイ国際金融センター(DIFC)の名前をとっているが、Emirates Towers駅からの行くほうが全然近い。むしろDIFCでビジネスをする人が泊まるようなホテルが密集している駅だ。過去に世界で一番高かったローズタワーや、シャングリラなどもある。

financialcenter.jpg


Burj Khalifa / Dubai Mall


Business Bay


Noor-Islamic

First Gulf Bank

Mall of the Emirates エミレーツモールに直結した駅。モールやスキードバイはもちろんの事、マディナジュメイラ、ブルジュ・アル・アラブ方面にも車ですぐ。観光の拠点として利用したい便利な駅。


Dubai Internet City 将来この駅とパーム・ジュメイラ・モノレールが連結する。パームアイランドへ行くには、現時点ではこの駅か隣りのNakheel駅からタクシーでモノレールの駅まで行くのが一番近い。


Nakheel

Dubai Marina 
Jumeirah Lake Towers

Nakheel Harbour and Tower

Ibn Battuta

Energy

Jebel Ali Industrial

Jebel Ali

metro_ibnbuttuta.jpg

パーム・ジュメイラ・モノレールについて

palmmonorail.jpg

パーム・ジュメイラの中心部を縦に走るモノレール。本土からアトランティス・ザ・パームまでを一本のモノレールで結ぶ。将来はレッドラインの駅と直結し、乗り入れが出来るようになる。全部で5駅出来る予定だが、現時点では2駅のみ運用中。なお現在は、アトランティスから出発して、観光目的で往復する、という利用が主なので、タクシードライバーに、ゲートウェイ駅へ行ってくれと行っても、行き方を知らないケースがあるので注意。
・Gateway Towers(パーム・アイランドのつけね、陸側の駅)
・Atlantis Resort(パームの頭部分、アトランティス・ザ・パーム(ホテル)と連結)

運賃:片道 Dh15、往復Dh25

Dailyドバイさんのブログで、搭乗記が紹介されていますので参考に。

関連リンク

Dubai Metro(ウィキペディア:英語)
ドバイメトロ(ウィキペディア:日本語)
dubaimetro.eu(オフィシャルサイトではないが詳しい情報満載)
ドバイメトロルートマップ(JPG)
ドバイメトロ・ポケットマップ(PDF)
Roads and Transport Authority(RTA)(ドバイ道路交通局)

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