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ドバイ特集

ザ・ワールド ~ 海に浮かぶ世界地図 ~

ザ・ワールド ~ 海に浮かぶ世界地図 ~

 The Worldの全貌

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度肝を抜くドバイの数々のプロジェクト中でも、特にシンボル的な存在の人工島郡The World(ザ・ワールド)。ドバイ首長シェイク・モハメッドの発案で、2003年に初めてこのプロジェクトが発表された。300以上の人工島からなり、上空から見ると世界地図を模した設計となっている。まさに、海の上に出来た手作りの世界地図。しかも「地図」と認識するには、上空や人工衛星の写真でないと拝めないというスケール。各島はリゾート開発や個人利用など、様々な目的で開発される。
 

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大きさは6キロ×9キロの巨大なエリアで、これらの島は、約27キロにも及ぶ防波堤(これも埋め立てた)に囲まれている。写真で、島を囲むような円状の部分がそれだ。この防波堤を築くために3,400万トンの岩が使われた。一島の大きさは、14,000㎡~24,000㎡で、島と島との間は平均100メートル。The Worldの島々によって生まれた海岸線の長さはなんと232キロにも及ぶ。

 

またこのプロジェクト全体に140億ドル(約1兆4000億円)かかると想定されている。2008年1月に埋め立て最後の岩が設置され、プロジェクトの第一フェーズが終わったとされる。現在はインフラ構築や島の造形といった次のフェーズとなっているが、世界的な不況の影響を受け、現在はプロジェクトの進行を一時ストップしている(2009年9月)。

theworld2.jpgThe Worldで最初に開発されたモデルの島

島の購入と開発

島は販売されるが、誰でも買える訳ではない。まず300島のうち100島は、入念に厳選された世界中の金持ちセレブ個人に販売のオファーがいくそうだ(つまり金があってもオファーが無いと購入できない)。

 

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しかし島の大部分は、ホテル計画などができる投資家やデベロッパーなど、リゾート開発を保障できる人達へ販売される。島の値段は15~50億円といわれているが、一部にはたった一島で200億円を越すものもある。2008年1月には、島の60%が既に販売されたと発表された。

商業目的で利用される島のうち、もっとも大きいプロジェクトは、The Worldを開発しているナキール自身が開発予定のもので、北米エリアにあたる島を20島利用したリゾート開発で、マリーナやホテルなどの建設を予定している。またその次に大きいプロジェクトは、クェートによって購入されたオーストラリア・ニュージーランドエリアの14島を利用したリゾート開発である。その他にも世界の大手デベロッパーや投資家が、数百億円を投じてリゾート開発をする予定である。

ちなみに島への交通手段はヘリコプター、水上バイク、ボートしかない。要は、島を購入できない一般人は肉眼で見る事すら及ばないって事でございます。一般向けのホテルリゾートが完成して、そこに泊まれるまでは、直接お目にかかるのはお預けって事ですね。(宿泊費も半端無いと思うが・・) 

 


選ばれしセレブたち

個人に島が販売されるのは、ドバイが選んだ世界一流のセレブだけで、これはドバイから直々にオファーがゆく。たとえ何百億ドルの資産があっても、オファーが無ければ購入できない。お金でも買えない「島を買う権利」をオファーされるリッチな気分、一度味わっていたいものだ。(オファーされても買えないが)


さて、実際にどんな人がオファーに至ったのかと言うのも気になるところで、情報を少し集めてみた。(公式な報道には基づいていないので、不確定情報である)

リチャード・ブランソンバージングループ創設者)

ビジェイ・シン(プロゴルファー)

パメラ・アンダーソン(モデル・女優)

ミハエル・シューマッハ(F1ドライバー)⇒ドバイ首長シェイク・モハメッド氏にプレゼントされた

ブラッドピットアンジェリーナ・ジョリー夫妻

ロッド・スチュワート
 

リンクなど

ザ・ワールド オフィシャルホームページ


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